Author: shin

AIニュース(4/1)AIニュース(4/1)

©GoogleGoogleは、推論能力に重点を置いた言語モデル「Gemini(ジェミナイ)2.5」を発表した。今回公開されたのはGemini 2.5 Proの実験バージョンで、Googleが本格的に推論型AIモデル競争に参入したことを示している。 Gemini 2.5は、アップグレードされたベースモデルとポストトレーニング(後処理学習)を組み合わせて性能を向上させており、LMArena、Humanity’s Last Exam、AIMEといった主要ベンチマークで最先端の成績を収めている。現在、Google AI Studioにアップデートされており、Gemini Advancedのサブスクリプション利用者はGeminiアプリでも利用可能。数学の問題解決や複雑な推論を必要とする日常の課題も、より簡単に解決できるようになっている。 強力なコーディング能力 GoogleはAIによるコーディング性能の向上に注力しており、Gemini 2.5は前バージョンの2.0と比べて大きな進歩を遂げた。今後も継続的な改善が予定されている。Gemini 2.5 Proは、視覚的に魅力あるWebアプリケーションの制作、エージェント型コードの開発、コードの変換・編集など、さまざまな分野で優れた性能を発揮している。 特に、エージェント型コード評価の業界標準とされる「SWE-Bench Verified」では、カスタマイズされたエージェント設定を用いて63.8%という高いスコアを記録し、卓越したコーディング能力を証明した。 以下の動画では、Gemini 2.5 Proがわずか1行のプロンプトから実行可能なコードを生成し、ビデオゲームを制作する様子が確認できる。 ...

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©OpenAIOpenAIは、GPT-4oモデルに画像生成機能を新たに追加した。この発表直後から、GPT-4oで生成された4コマ漫画が次々と共有されるなど、大きな反響を呼んでいる。OpenAIは、自社の言語モデルにおいて画像生成が重要な機能の一つであると判断し、最新の画像生成器をGPT-4oに統合した。 今回のアップデートで特に注目すべき点は、優れたテキストレンダリング能力である。従来の画像生成モデルではテキストが潰れてしまうことが多かったが、GPT-4oでは印刷体や手書き風の文字も美しく表現できる。ChatGPTプラットフォームでは、会話の文脈(コンテキスト)を維持しながら生成された画像をさらに修正することができ、ユーザーが求める成果物に至るまで、自然な対話を通じて画像をブラッシュアップしていけるようになった。 → Introducing 4o Image Generation https://openai.com/index/introducing-4o-image-generation/ ...